2014-01-28

neptune rising

 

tefu blogから、ダフトパンク フィーチャリングでのグラミー賞受賞と、タイムリーなタイミングでのファレル・ウィリアムスのスタイル。

 

tefu blogでUPされたファレルのポートレイトは、『MAN ABOUT TOWN 2010AW』のインタビューページ。

 

ファレルのスタイリングに惹かれ、この号だけは衝動的に買った。

 

カバーも中面も含め、ファレルのスタイリングがどれもクールで良かった。

 

ごくごくシンプルな組み合わせ。

 

ランバンのウールニットに、腰で引っ掛けるように穿いたラルフローレンのデニムパンツ。

 

足元のダビーはディオール オム、そこに合わせたホワイトソックスはドイツのファルケ、絶妙な具合のクラブマスター。

 

ハイブランドでも悪目立ちすることないリブニットやプレーンなダビーといった、普遍的でベーシックなアイテムチョイス。

 

それらを、まるでこなれたデイリーウェアのように、ナチュラルに着こなす洒脱感はぜひ見習いたい。

 

今的なコンサバティブなスタイルをホワイトソックスやブロウのアイウェアでほんの少しツイスト、それだけでもう十分過ぎるほどの“ファッション”を感じる。

カバーカットでは、オールドのラルフローレンのカバーオールにエルメスのヴィンテージウォッチというアジな組み合わせ。

 

ヴィンテージやオールドといったメンズ誌らしい“狙ったアクセント”も、魅力的で際立ったクレジットとしてページに映える。

 

さて、今日の、グラミー登壇のファレル。

 

随分と酷評されていたが、マウンテンハットにアディダスのジャージトップという個性的なスタイルは、まさにストリートクラシックそのもの。

 

フラッシュバックするのは、80年代後半のトウキョウのオールドスクールスタイル。

ストリートファッションという言葉が生まれる20年以上も前の、スポーツミックスをテーマにした87年のポパイのある1ページから。

 

特集テーマは、アディダス。

 

そんなノスタルジーなヒップホップスタイルと、今日のグラミーのファレルが、トラウマ的に思わず交錯した。

Posted by  onodahitoshi

2014-01-24

serial skaters

 


モードとストリートをミックスするシューティングは、そのストリートシーンのコアな部分や熱量を肌感覚で知っているフォトグラファーでないと、味気なく、軽く、印象が薄くなる。

 

逆に、ヘヴィーでマニアック過ぎると、それはそれでファッション性が遠のく。

 

まさに、スケートやグラフィティ、ブレイキングなどがそうで、これらをファッションストーリーに絡めることはシーンに思い入れが強いほど非常に神経を使う。

 

モードとしてストリートカルチャーを捉える、ギリギリのボーダーラインを狙う表現は、やはり「そんなストリートシーンに少しでも精通しているか、どうか」が重要なファクターだと、個人的には思う。

 

VOGUE INTERNATIONALのマリオ・ソレンティのスケートカット。

 

去年暮れに見たこのVOGUEの秋冬号は、すごく衝撃的で鮮烈だった。

 

しかも、モデルには、元ガールのアレックス・オルソン。本気のスケーターであり、一緒にカットに収まるオールドスケーターは、実父であるスティーブ・オルソン。

 

ルイ・ヴィトンのミンクのコートやバルマンのライダース、サンローランのデニムを着てメイクするオルソン親子。

 

とにかくパワースライドのカットなど、呼吸とタイミングは、現役のスケーターでなければきっと分からない。

 

マリオ・ソレンティ自身もスケーター。

 

彼がオーリーをするカットをVOGUEで見たことがある。

 

とにかくスケートボードマガジンに匹敵するほどの、ワクワクするカットが並ぶ。

 

よく見るZBOYZやドッグタウン的な、自然光を浴びたローカルなスケートカットとは、また違う魅力の、ストロボを感じるグラフィカルでモードなカット。

 

ストリートからスタジオまで様々なロケーションが続くが、そのどれも段違いにかっこよく、もちろんスケートフォト定番の、迫力の広角カットまで抜かりはない。

ソレンティのファッションストーリーは、いつも刺激的だ。

 

ストリートといえば、2009年のフレンチヴォーグでの、カウズとのコラボレーションもなんかも非常に忘れがたいものである。

Posted by  onodahitoshi

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